プロキシサーバー(Proxy Server)とは?何に使うの?初心者でもわかるように仕組みや用途を解説

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IT業界初心者
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上司がプロキシプロキシ言ってるけど何のことかわからん…

会議中にプロキシサーバーってよく聞くけど一体何のことなんだ!

代理って、何を代理してくれるの?

上記の疑問を解決する記事を書きました。この記事を読めば、プロキシサーバー(Proxy Server)に関する基本的な内容を理解することができますよ。

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プロキシサーバーとは?まずは簡単に説明

プロキシは英語にするとProxyであり、「代理」「代理人」という意味です。ですから、プロキシサーバー(Proxy server)は何かを代理で行うサーバーということになりますね。では、プロキシサーバーは何を代理するのでしょうか?答えは、Webサーバーとの通信です。クライアント(PC等)とWebサーバーの間に立ち、両者の通信を代理で行う仲介役として機能するのです。

例えば、あなたがPCでインターネット上のWebページを閲覧する場面を想像してみてください。この記事を見ているまさに今の状況です。もしもプロキシサーバーがない場合、あなたのPCとこの記事を提供するWebサーバーは直接通信することになります。一方でプロキシサーバーがある場合、あなたのPCはWebサーバーと直接通信はしません。プロキシサーバーが間に立ち、あなたのPCの代理となってWebサーバーと通信してくれます。

プロキシサーバーは単にプロキシと省略されたり、他にもプロキシー、プロクシ、プロクシー、スラングで串などと呼ばれることもあります。

プロキシの仕組み

プロキシサーバーは、LAN(社内ネットワーク、学内ネットワーク、自宅のネットワーク等)とインターネットの間に存在します。LANからインターネットへの通信が発生した場合に、プロキシが中継し代理で通信を行います。つまり、クライアントはインターネット上のWebサーバーではなくプロキシサーバーとコネクションを確立します。その後にプロキシサーバーはWebサーバーとコネクションを確立するのです。LAN内にあるコンピュータ(PC、スマホ、サーバー)はプロキシサーバーのクライアントということになります。そしてプロキシサーバーがWebサーバーのクライアントと考えることができます。

ちなみに、公開プロキシ(Open proxy)といってインターネット上に存在し誰でも自由に使えるプロキシもあります。

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プロキシは何に使うのか?

プロキシの役割は主に5つです。

プロキシの主な役割

①クライアントの身元を隠す

②セキュリティ対策

③フィルタリング

④ログの一元管理

⑤キャッシュによる通信の高速化

これだけではよくわからないですよね。以下で順番に解説していくので安心してください。

用途①クライアントの身元を隠す

プロキシを使わない場合、クライアントはWebサーバーと直接通信をします。すなわち、自身のIPアドレスやポートをインターネットに晒すことになります。一方プロキシを使用することで、Webサーバーにとってのアクセス元はプロキシサーバーとなります。つまり、プロキシサーバーのIPアドレスしか把握できなくなります。クライアントは、匿名でWebサイトへアクセスできるようになるのです。

用途②セキュリティ対策

プロキシサーバーはDMZ(DeMilitarized Zone、非武装地帯、緩衝地帯)セグメントに設置されます。DMZセグメントはLANとは別のネットワークであるため、LANへの不正侵入や不正アクセスを防ぐことができます。マルウェアやウィルスが送られてきても、プロキシ上でチェックすることでLANへの侵入自体を阻止できるのです。万が一マルウェア等がDMZに侵入したとしても、DMZとLANは隔離されているためLAN内に拡散されるのを防ぐことができます。

用途③フィルタリング

あらかじめプロキシに設定しておくことによって、特定のサイトへのアクセスを遮断することができます。例えば、お子さんに閲覧させたくないサイトや、会社の業務に関係のない特定のサイトがあれば、管理者がURLを設定することによってアクセス不可にすることができます。

用途④ログの一元管理

クライアントの代理でWebサーバーにアクセスするということは、クライアントのIPアドレスやアクセス先のURL情報は全てプロキシサーバーで一元管理されることになります。誰がいつどんなサイトを閲覧したのか、プロキシサーバーでアクセスログを管理することができます。逆にプロキシサーバーが攻撃された場合、全てのアクセス情報が知られてしまうことになるので、セキュリティ対策は万全に行う必要があります。

用途⑤キャッシュによる通信の高速化

クライアントが一度閲覧したWebページは一定期間ストレージ・HDDなどにキャッシュされます。再度同じWebページが要求された場合、プロキシサーバーはWebサーバーへリクエストを送らずに、自身にキャッシュされたページをクライアントへ返します。そのため、アクセスの高速化やネットワークトラフィックの削減につながります。一方で、Webページの内容が変更された場合、古いページを参照することになってしまいます。

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まとめ:プロキシサーバーはクライアントとWebサーバーの間に立ち代理で通信を行うサーバ

プロキシサーバーはLANとインターネットの間に設置され、クライアントの代わりにWebサーバーと直接通信してくれます。そして以下のように主に5つの役割があります。

①クライアントの身元を隠す
②セキュリティ対策
③フィルタリング
④ログの一元管理
⑤キャッシュによる通信の高速化 

プロキシサーバーを活用することで、安全にインターネットを利用できるようになります。

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