RDP(リモートデスクトッププロトコル)とは?IT業界初心者でも理解できるようにわかりやすく解説。設定ファイルの保存方法についても説明

基礎
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RDPとはざっくり言うと何か?

RDPは、英語のRemote Desktop Protocol(リモートデスクトッププロトコル)を省略した言葉です。

ネットワークを通じて、遠く離れたところにあるコンピュータ(サーバーやPC)を遠隔操作するための、通信プロトコルの一種です。

ここで、プロトコルとは決め事や約束のことです。つまり通信プロトコルとは、通信する際にあらかじめ決めておく約束事という意味になります。

プロトコルはよく会話で例えられます。日本語しか話せない人Aさんと、英語と日本語の両方を話せるBさんがいたとします。この場合、2人は日本語でしか会話をできないですよね。なぜならAさんは英語を話せないからです。そこで、あらかじめ「日本語で会話をする」と決めておくのです。そうすることで、2人はスムーズに会話をすることができるようになります。

RDPという約束に従い、操作する側(クライアント)がマウスやキーボードを使用して、操作される側(ホスト)に指示を与えます。遠隔地のコンピュータは指示に従って処理を行い、クライアントへ画面情報を転送することで、実行結果を確認することができます。

ちなみに、Windows 10 Pro, Windows 10 Enterprise, Windows 10 Educationもホストとして機能することができます。(Windows 10 Homeは不可。)

素早くリモートデスクトップ接続する方法

毎日毎日、同じホストに接続するたびにホスト名やID、パスワードを入力するのは面倒くさいですよね。作業効率も落ちてしまいます。

そんな時に、設定ファイルが役立ちます。

頻繁にリモートデスクトップ接続するホストの設定をファイルに保存しておくことで、素早く接続できるようになりますよ。

リモートデスクトップの設定ファイルの拡張子は「.rdp」であり、このファイルをダブルクリックすることで、接続先のホスト名(またはIPアドレス)やユーザーID、パスワード等の入力を省くことができます。ショートカットできるわけですね。

設定ファイルの保存方法

以下では、設定ファイルの保存方法について説明していきます。

キーボードのWindowsマークを押し、「r」と打つと検索結果に「リモートデスクトップ接続」アプリが表示されるので、選択します。

アプリが立ち上がるので、「オプションの表示(O)」をクリックします。

すると、より詳細な設定ができるようになります。

「コンピューター(C)」に接続したいホスト名またはIPアドレスを入力し、「ユーザー名」にログインIDを入力してから「接続設定」の名前を付けて保存をクリックすれば、設定ファイルを保存できます。「資格情報を保存できるようにする(R)」にチェックを入れておけば、次回以降はパスワードの入力も省略できるようになります。

つまり、設定ファイルをダブルクリックするだけで、遠隔地のコンピュータにログインできるようになるのです。

実際に、設定ファイルを作成してみました。

以下はそれぞれ、「hoge」「huga」「piyo」という3つのホストに接続するための設定ファイルです。ファイルの種類を見ると、リモートデスクトップ接続となっていますね。

設定ファイルの変更方法

設定ファイルはテキストファイルのため、テキストエディタを使用して編集することができます。試しにhoge.rdpをメモ帳で開いてみると、以下の内容となっていることがわかります。(一部省略しました。)

「full address」の行に「hoge」と書かれていますね。これが、接続先ホスト名です。また、「username」の行には「hogehoge」と書かれていますね。これが、ログインユーザー名です。

このように、先ほどGUIで設定した情報が保存されていることがわかります。

しかしご覧の通り、テキストファイルでは英語や数字ばかりのため他の行で何の設定をしているのかがわかりにくいですよね。

そこで、ログインIDやその他設定変更をしたい場合には、rdpファイルを右クリック > 編集と操作することで、アプリを立ち上げた時と同じウィンドウが表示されてGUIで操作できるようになります。

まとめ

RDPとは、遠く離れたところにあるコンピュータに接続するためのプロトコルの一種です。

普段、頻繁に使用するコンピュータがある場合は、設定ファイルを保存しておけばスムーズにリモートデスクトップ接続することができます。

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